通算リターンヤード記録保持者のミッチェルが引退

 通算リターンヤード数を始め、9つのリーグ記録を保持する名リターナーブライアン・ミッチェルが引退した。彼は、レッドスキンズの一員として引退するため、チームと1日だけの契約を結んだ。37歳のミッチェルは90年にドラフト5巡でレッドスキンズに指名され10年間チームに在籍した。00年に放出された後はイーグルスで3年間、ジャイアンツで1年間プレイした。しかし、昨オフにジャイアンツを解雇され、今季はプレイしていなかった。ミッチェルは「俺はレッドスキンズでプロ生活のスタートを切り、10年間在籍した。俺のホームはワシントンであり、ここを離れたいと思ったことはなかった。レッドスキンズの一員として引退したかったんだ。 (00年にチームを解雇されたときは)怒った態度のままチームを去ったが、もうわだかまりはないよ。あの時とは、俺の気持ちも変わったんだ。ダニエル・スナイダーオーナーに電話し、自分の気持ちを伝えたら彼も同意してくれた」とWTEM−AMラジオ局に語った。  スナイダーオーナーは、00年ディオン・サンダースを獲得するためにミッチェルを解雇していた。ミッチェルはチームを放出されたとき、スナイダーオーナーに敵意を表していた。ミッチェルは、通算キックリターン(1070回)、キックリターンヤード(1万9013)、キックリターンTD(13)、キックオフリターン(607回)、キックオフリターンヤード (1万4014)、パントリターン(463回)、パントリターンヤード(4999)、フェアキャッチ(231回)のNFL記録保持者だ。