チャウがタイタンズ新攻撃コーディネイターに就任

 全米王者南カリフォルニア大(USC)のノーム・チャウ攻撃コーディネイターが、テネシー・タイタンズの新攻撃コーディネイターに就任した。チャウは過去4年間USCの攻撃コーディネイターとして活躍し、「今回の就任は私と家族にとって、フットボール界最高レベルに挑める機会だ。タイタンズのスタッフは、私たちがどれらくらい興奮しているか理解していると思う」と述べている。チャウは先月ニューヨーク・ジェッツの新攻撃コーディネイターに就任したマイク・ハイマーディンガーの後任を務める。チャウはこれまでブリガムヤング大(BYU)、ノースカロライナ州立大、USCなどで27年間コーチを務めているが、NFLでは初のコーチ職となる。彼の率いるオフェンスは過去21年間で15度、全米大学トップ10にランクされていた。また、QB育成に定評があり、USCでカーソン・パーマー(現ベンガルズ)、今季の受賞者マット・ライナート、BYUでタイ・デトマーと3人のQBをハイズマン賞に導いている。また、ノースカロライナ州立大時代には昨ドラフト全体4位指名のQBフィリップ・リバーズ(現チャージャーズ)、BYUでは殿堂入りを果たしたスティーヴ・ヤングを指導している。