ジェッツRBマーティンが1ヤード差でラン獲得ヤード1位に
ニューヨーク・ジェッツのRBカーティス・マーティンは、シアトル・シーホークスのRBショーン・アレグザンダーをわずか1ヤード差でかわしラッシングタイトルを獲得した。マーティンはラムズ戦でラン28回153ヤードをあげ今季1697ヤードとした。一方のアレグザンダーはファルコンズ戦でラン19回80ヤードをあげたが、今季1696ヤードに終わった。マーティンはラムズ戦のオーバータイムでラン3回24ヤードを稼いでおり、もし試合がオーバータイムに突入しなかったらキャリア初のラッシング王者に輝いていなかった。彼は、プロ入り以来10年連続でシーズン1000ヤードラッシングを達成している。アレグザンダーは20TD(ラン16TD、レシーブ4TD)で120得点をあげ、キッカー以外ではリーグ1位の得点をあげた。リーグ最多得点は、Kアダム・ヴィナティエリ(ペイトリオッツ)の141得点だった。
その他のタイトルでは、QBレーティング1位はペイトン・マニング(コルツ)でリーグ新記録121.1を達成している。従来の記録は94年スティーヴ・ヤング(49ers)の112.8だった。マニングは、リーグ新記録のシーズン49TDパスも成し遂げている。パス獲得ヤードは、ダンテ・カルペッパーの4717ヤードだった。最多レシーブ数はTEトニー・ゴンザレス(チーフス)の102捕球で、これはTEのシーズン最多捕球のリーグ新記録だ。ムシン・ムハマド(パンサーズ)が、リーグトップの1405レシーブヤード、16TD捕球をあげている。
ディフェンスではDEドワイト・フリーニー(コルツ)が16サックをあげ、今季のサック王に輝いている。セイフティのエド・リード(レイヴンズ)は、リーグトップの9インターセプトをあげ、インターセプトリターン358ヤードはリーグ記録となった。