QBマクナブ、2TDパス、1TDラン イーグルス、強敵ヴァイキングスを粉砕

 現地時間9月20日(月)、NFL 2004シーズン第2週マンデーナイトゲームが、ミネソタ・ヴァイキングスフィラデルフィア・イーグルスとの対戦で開催された。

 試合は、エースQBドノヴァン・マクナブの活躍でイーグルスが27対16とヴァイキングスを降した。マクナブはこの試合、28回中19回のパス成功で245ヤード、2TDパスを獲得、さらにランでも1TDをあげるなどリーグ屈指のアスリートQBとして本領を発揮、大車輪の活躍でチームを勝利に導いた。また、今年からマクナブの強力なパートナーとなったWRテレール・オーウェンズはこの試合でも4レシーヴで79ヤード、1TD獲得とまずまずの成績を残した。対するヴァイキングスのQBダンテ・カルペッパーは、先週5TDパスを奪った輝きがこの日は見られず、成績も47回中37回のパス成功で343ヤード、TDは第4Qでようやく決めた1つのみと低調に終わった。さらに、前半終了間際には相手エンドゾーンまであと1ヤードのところでファンブル、試合終盤のドライブでもインターセプトを喫するなど、最後までチームに勢いを与えることができなかった。

 イーグルスはこの勝利によって開幕から連勝を飾り、3年連続で逃しているスーパーボウル出場に向けて抜群の強さを見せつけた。一方、敗れたヴァイキングスにとっては、この敗戦がアウェイでのここ最近17試合のうち、実に16敗目となった。

 また、ヴァイキングスKモーテン・アンダーセンは、この試合でNFL通算340試合目の出場となり、ジョージ・ブランダの持つNFL記録に並んだ。アンダーセンは現在44歳で現役最年長を誇っている。

 この試合をもってシーズン第週の全日程が終了。シーズン第3週は9月26日(日)、27日(月)の2日間にわたって全14試合が開催される。