日曜日の興奮が帰ってきた! サンデーゲーム13試合の激闘

 現地時間9月12日(日)、今シーズン初のサンデーゲームとなるNFLシーズン第1週13試合が全米各地で開催された。

 中でも、ヴァイキングスカウボーイズの対戦では35対17とヴァイキングスが圧倒的な強さを見せつけて勝利を収めた。エースQBダンテ・カルペッパーは23回中17回のパス成功で242ヤード、5TDを奪う大活躍でチームを勝利に導いた。また、12年ぶりにヘッドコーチ(HC)のポストに復帰したジョー・ギブズ率いるレッドスキンズバッカニアーズと対戦。若きジョン・グルーデンとの名HC対決に注目が集まったこの対戦は、16対10とレッドスキンズが鉄壁のディフェンスを中心に辛うじて逃げ切り、73年の歴史を誇るチームの通算500勝目をマークした。

 3年連続NFCカンファレンスチャンピオンシップで涙を飲んだイーグルスは、優勝請負人として今オフに鳴り物入りで移籍してきたWRテレール・オーウェンズが3TDを記録する活躍を見せれば、エースQBドノヴァン・マクナブも36回中26回のパス成功で330ヤード、4TDを獲得するなど好調さをアピール、試合も31対17とジャイアンツを圧倒した。一方、ジェッツとベンガルズの対戦では、ジェッツのRBカーティス・マーティンが大爆発を見せた。マーティンは29回のキャリーで196ヤード、1TDランを獲得、さらに第1Qではチームの今シーズン初得点となる3ヤードのTDレシーヴを決めた。今年31歳になるマーティンは近年、パフォーマンスの衰えが指摘され続けていた。マーティンは9年連続で年間1000ヤード以上のラン獲得をマークしている。マーティンは今シーズン、伝説のRBバリー・サンダースが持つ10年連続というNFL記録に挑戦する。

13日(月)のマンデーナイトゲームでは、昨シーズンのNFCチャンピオン、カロライナ・パンサーズが地元バンク・オブ・アメリカ・スタジアムでグリーンベイ・パッカーズと対戦する。この試合をもってシーズン第1週の全日程が終了する。シーズン第2週は9月19日(日)、20日(月)の2日間にわたって全16試合が組まれている。