ペイトリオッツ、リーグ新記録のプレーオフ10連勝!!

 現地時間1月7日(土)、NFL ワイルドカードプレーオフの2試合が開催された。ニューイングランド・ペイトリオッツジャクソンビル・ジャガーズの一戦は、ペイトリオッツが28対3で快勝。前人未到スーパーボウル3連覇への第一関門を突破したペイトリオッツは、1960年代のグリーンベイ・パッカーズを抜きリーグ新記録となるプレーオフ10連勝を飾った。もう1試合ワシントン・レッドスキンズタンパベイ・バッカニアーズは、レッドスキンズがわずか120ヤード獲得ながら守備陣の奮闘により17対10で競り勝った。

 ペイトリオッツは7対3と序盤ジャガーズの粘り強い守備に苦しめられるが、後半に21点連取と突き放しジャガーズに完勝した。QBトム・ブレイディはパス201ヤードにプレーオフ自己最多タイの3TDパスあげ、チームと並んでリーグ新記録のプレーオフ10連勝を達成した。また、LBウィリー・マッギネストも4.5サックをあげプレーオフ16サックとし、プレーオフの1試合最多サック、通算サックで新記録を樹立している。ジャガーズは、エースQBバイロン・レフトウィッチが11月27日のアリゾナ・カーディナルズ戦で足首を負傷して以来の試合出場を果した。しかし、パス179ヤード、1インターセプトと精彩を欠き、自身のプレーオフ初出場はほろ苦い経験となった。

 レッドスキンズはQBマーク・ブルネルのパス41ヤード、1インターセプトなど攻撃陣がバッカニアーズの強力守備陣に封じ込められたが、Sショーン・テイラーの51ヤードファンブルリカバーTDを筆頭に守備陣が大活躍し勝利をつかんだ。レッドスキンズジョー・ギブズヘッドコーチは13年ぶりとなるプレーオフの舞台で勝ち、プレーオフ通算17勝目をあげた。オフェンスの120ヤード獲得で勝利は、2001年1月7日のボルチモア・レイヴンズ(対テネシー・タイタンズ戦、24対10)の134ヤード以降では最小獲得ヤードだ。

 現地時間1月8日(日)はワイルドカードプレーオフ残り2試合ピッツバーグ・スティーラーズシンシナティ・ベンガルズカロライナ・パンサーズニューヨーク・ジャイアンツが行われ、ディビジョナルプレーオフに進む8チームが揃うことになる。