コルツ、DEフリーニーと6年7,200万ドル

 インディアナポリス・コルツが、DEドワイト・フリーニーと3,000万ドル(約36億円)のサインボーナスを含む6年7,200万ドル(約87億1,200万円)の新契約を結んだ。これは守備選手では、リーグで最も高額な契約の1つとなる。コルツは2月にフリーニーフランチャイズ選手に指定し、今オフにおける彼の移籍を阻止。そして、長期契約を結べる期限となる7月16日の直前になってようやく合意に達した。もし、コルツが16日までにフリーニーと複数年契約を結ばなかった場合、彼の年俸はフランチャイズ指定により1年契約で同ポジションのリーグトップ5の平均額となる864万4,000ドル(約10億4,500万円)だった。

 2002年ドラフト1巡でコルツに入団した27歳の彼は、プロ1年目にいきなり13.0サックをあげると一昨年まで4年連続で二桁サックを記録していた。しかし、昨季は肩と脚の負傷もあって本領を発揮できず自己ワーストの5.5サックのみ。プロボウル連続出場も3年でストップしてしまっていた。彼の契約は、コルツにとって守備選手ではチーム史上最大の投資となる。コルツは2004年以降、QBペイトン・マニングに7年9,800万ドル(約118億円)、WRマーヴィン・ハリソンに6年6,600万ドル(約80億円)、WRレジー・ウェインに6年3,900万ドル(約47億円))と攻撃陣の主力引止めに大金を費やしていた。