WRストークリー、故障からの復活へ

 デンバー・ブロンコスの新加入WRブランドン・ストークリーが、昨年12月にアキレス腱を損傷して以降では初めてフィールドに復帰し個人練習を行った。過去4年間インディアナポリス・コルツに所属していたプロ9年目のストークリーは、「トレーニングキャンプのための準備へ向けて、小さな一歩を刻んだ感じだ。俺はチームのみんなと同じことが出来ると感じているけど、復帰へ向け慎重に動いている」と語っている。昨シーズン開幕からケガに苦しんでいたストークリーは、12月10日のジャクソンビル・ジャガーズ戦でアキレス腱を損傷し残りシーズン絶望となった。結局わずか4試合出場、レシーブ8回85ヤード、1TDとチームのスーパーボウル制覇にほとんど貢献できず、それがコルツから放出される要因となった。

 31歳のストークリーは、「新しい組織、チームでプレーすることを楽しく感じている。不安な気持ちはあるけれど、フィールドに立つことができて興奮している」と、新天地ブロンコスでの第一歩についてコメント。さらに「昨季の俺はほとんどプレーしていなかった。試合に出たら負傷し、復帰したらまた負傷していた。昨年はとても辛い1年で、ケガから回復するまで長い時間がかかった。今は、とても気分が良いよ」と、故障も癒え消化不良に終わった昨季の雪辱を誓っている。今季のブロンコスWR陣だが、チーム歴代1位のレシーブ数を記録しているロッド・スミスが臀部の負傷から回復途中であり、昨季チームトップのレシーブ1,084ヤードをあげたジャヴォン・ウォーカーと2年目の若手ブランドン・マーシャルを先発WRに起用予定。ストークリーは、3番手WRとしての活躍が期待されている。