ベアーズのTEオルセン、ドラフト1巡では初の契約

 シカゴ・ベアーズが、ドラフト1巡指名のTEグレッグ・オルセンと5年契約を結んだ。マイアミ大(フロリダ)出身のオルセンは、ドラフト全体31位でベアーズに指名されていた。今年の1巡指名選手で契約に合意したのはオルセンが初めてとなる。ベアーズがドラフト1巡でTEを指名したのは、選手、ヘッドコーチの両方でチームに貢献した殿堂入りマイク・ディトカを1961年に指名して以来のことだった。

 レシービング能力に定評のあるオルセンは、マイアミ大(フロリダ)での3年間で通算レシーブ87回1,215ヤード、6TDを記録。大学4年目のプレーを選択せずにアーリーエントリーしていた。これでベアーズは、ドラフトで指名した9選手の内、2巡指名のDEダン・バザインを除く8選手と契約を結んだことになる。マイアミ大(フロリダ)出身のTEといえば近年プロボウル4度選出を誇るニューヨーク・ジャイアンツジェレミー・ショッキー(2002年プロ入り、昨季レシーブ66回623ヤード、7TD)、クリーブランド・ブラウンズケレン・ウィンズロウ(2004年プロ入り、昨季レシーブ85回875ヤード、3TD)とリーグ有数のレシービングTEを2人輩出している。ベアーズとしては2人の先輩に匹敵する活躍を期待したい。