ジャガーズ、生え抜きのSダリアスを放出

  ジャクソンビル・ジャガーズが、Sドノヴィン・ダリアスを放出した。プロ9年のダリアスは、プロ入りの1998年から昨季までジャガーズ一筋でプレー。守備選手としてはチーム歴代1位の先発出場試合数を誇るなど、長らく守備バック陣の主力として活躍していた。しかし、昨季は第11週のニューヨーク・ジャイアンツ戦で脚を骨折し残りシーズンを欠場。結局、昨季の成績は10試合出場で、48タックルだった。また、彼は一昨年も膝の負傷でわずか2試合出場のみと、2年連続でケガに苦しめられていた。プロ通算でダリアスは、115試合出場、614タックル、14インターセプト、2.0サックをあげている。

 ジャガーズは今年のドラフト1巡でSレジー・ネルソンドラフト5巡でSジョシュ・ガティスを指名しており、今回の解雇についてはある程度、予想されたことではあった。ダリアスに代わる新先発Sは、昨季シーズン終盤に6試合連続で先発した3年目のジェラルド・センサボーがそのまま昇格する予定だ。センサボーは、昨季16試合出場で44タックル、2インターセプトを記録。もう1人の先発Sには、新人ネルソンが入ると見られている。