シーホークス、CBハーンドンを解雇

 シアトル・シーホークスが、CBケリー・ハーンドンを解雇した。プロ2年目となるCBケリー・ジェニングズが先発に昇格するため、シーホークスは彼の放出を決定したと見られている。プロ5年のハーンドンは、昨季全16試合に先発し、自己ベストタイの67タックル、1インターセプトを記録。しかし、一方で昨季のシーホークス守備バック陣は、ロングパスを度々通されており、彼もその一因と言われていた。また、昨年のドラフト1巡全体31位でジェニングズを指名した時から遠くない将来、先発CBの座はハーンドンからジェニングズに変わると言われていた。

 30歳のハーンドンは、プロ入りの2002年から2004年までデンバー・ブロンコス、ここ2年間はシーホークスでプレー。プロ通算では73試合出場、259タックル、9インターセプト、1.0サックをあげている。来季のシーホークスは、マーカス・トゥルファントジェニングズの2人が先発CBとなる見込みだ。チームは4月のドラフトにて、最初の指名権(2巡全体55位)を使いCBジョシュ・ウィルソンを指名しているが、まずは5番目の守備バックとしてニッケル隊形で起用する予定だ。