木下、今季2本目のTDレシーブ!

 現地時間6月2(土)、3日(日)、NFLヨーロッパ2007シーズン第8週全3試合が開催された。日本人選手5人の中では、アムステルダム・アドミラルズWR/KR-PR木下典明立命館大卒)が、開幕から8試合連続の出場を果たし、第3Q残り7分28秒、アドミラルズQBドリュー・オルソンNFLボルチモア・レイヴンズ派遣)からのパスをレシーブし23ヤードTDを決めるなど、レシーブ1回23ヤード、1TDキックオフリターンでも今季最長56ヤードを含む4回110ヤード、パントリターン1回3ヤードを記録た。木下のTDレシーブは、第3週に続いて今季2本目。1シーズン2TDは日本人選手初の快挙となった。

 この結果、木下は今季の通算成績をレシーブ通算19回(リーグ14位、外国人選手2位)、269ヤード(リーグ12位、外国人選手1位)。また、キックオフリターンでも21回482ヤード(リーグ2位、外国人選手1位)、1回平均23.0ヤード(リーグ5位、外国人選手1位)とした。なお、今週の試合で木下のキャリア3年の通算キックオフリターン総獲得ヤード数は1000ヤードを突破し、1033ヤード(2005年:1回21ヤード、2006年:21回530ヤード)となった。

 そのほかの日本人選手では、ハンブルグ・シーデビルズS堀龍太オンワードスカイラークス)が8試合連続となる出場で1タックルを記録。また、ライン・ファイヤーWR小川道洋IBMビッグブルー)、フランクフルト・ギャラクシーLB石田力哉関西学院大卒)、同WR大滝裕史オンワードスカイラークス)も記録はつかなかったものの途中出場を果たしている。NFLヨーロッパ第9週は、現地時間6月8(金)、9日(土)に全3試合が行なわれる。