木下と小川がともに捕球2回 第4週

 NFLヨーロッパ2007シーズン第4週全3試合が5日、6日にわたり開催。前週、チームを今シーズン初勝利に導く逆転TDレシーブを決めたアムステルダム・アドミラルズWR/KR-PR木下典明立命館大卒)が先発出場。レシーブ2回13ヤード、キックオフリターン2回45ヤード、パントリターン2回21ヤードを記録した。また、ライン・ファイヤーWR小川道洋IBMビッグブルー)も、移籍後3試合連続の途中出場を果たし、レシーブ2回7ヤードを稼いだ。

 3年目の木下はキャリア通算レシーブ獲得ヤード数を297ヤード(2005年:1回12ヤード、2006年:12回188ヤード、2007年:9回97ヤード)とし、板井征人の持つ日本人最多記録302ヤード(1997年:6回57ヤード、1998年:3回37ヤード、2000年:22回208ヤード)まで、あと5ヤードと迫っている。

 そのほかの日本人選手では、ハンブルグ・シーデビルズS堀龍太オンワードスカイラークス)が途中出場ながら開幕から4試合連続の出場を果たし、1タックルを記録。また、5年目のベテラン、フランクフルト・ギャラクシーLB石田力哉関西学院大卒)も記録はつかなかったものの、今季初出場を果たした。なお、同じくギャラクシーに所属するWR大滝裕史オンワードスカイラークス)の出番はなかった。なお、第5週は、5月12日、13日にわたり、全3試合が行われる予定。