49ers、WRジャクソンをシーホークスから獲得

 サンフランシスコ・49ersが、シアトル・シーホークスからWRダレル・ジャクソンをトレードで獲得した。シーホークスは交換にドラフト4巡全体124番の指名権を受け取り、ジョージア工科大Gマンスフィールド・ロットーを指名している。28歳のジャクソンは、昨季13試合出場でレシーブ63回956ヤード、10TDをあげていた。彼は2000年のプロ入りから昨季までシーホークスに所属し、プロ7年間で3度レシーブ1,000ヤードを突破するなどパス攻撃の主力として活躍。しかし、怪我でここ2年はシーズン途中に戦線離脱していた。

 また、シーホークスは、昨季7年4,900万ドル(約57億8,000万円)でWRネイト・バールソン、シーズン開幕後の9月に総額3,900万ドル(約46億円)でWRディオン・ブランチを獲得とWR陣の補強に大金を費やしている。そのため、当初から2009年まで契約を残しているジャクソンの放出を画策していた。同地区ライバルの49ersドラフト4巡という決して良くない交換条件で移籍させたことからも、シーホークスが放出にかなり積極的だったことが見て取れる。今回のトレードにより49ersの来季のWR陣はジャクソンに、FAで獲得のアシュリー・レリー、昨季からの残留組アーナズ・バトルブライアン・ギルモアとなった。