タイタンズ、RBターナーの獲得に乗り出す

　テネシー・タイタンズが、RBマイケル・ターナーの獲得に乗り出していることが分かった。サンディエゴ・チャージャーズから今オフに制限付きFAとなったRBターナーは、リーグMVPのラデイニアン・トムリンソンがチームにいるためこれまで出場機会は少なかった。しかし、その能力は高く評価されており複数のチームが興味を持っていることが明らかになっている。昨季13試合出場でラン80回502ヤード、2TDをあげた25歳の彼は、すでにタイタンズのジェフ・フィッシャーヘッドコーチ、マイク・ラインフェルトGMと会談している。

　他チームがターナーを獲得する場合、補償としてチャージャーズに今ドラフト1巡と3巡指名権を渡さなければならない。しかし、ターナーは来年には無制限FAとなることから、チャージャーズとしても来オフに無償で彼を失うのを避けるために今オフ中にトレードに応じる可能性は低くない。タイタンズは、すでにサラリーキャップ削減で昨季のエースRBトラヴィス・ヘンリーを放出しており、エースRBを探している。候補として2年目を迎えるRBレンデル・ホワイトの昇格か、ターナー、または近々、チームと交渉を行うと見られているRBコーリー・ディロン（前ニューイングランド・ペイトリオッツ）ら即戦力の獲得が考えられる。