レッドスキンズ、LBブリグズ獲得へ動く

 ワシントン・レッドスキンズが、シカゴ・ベアーズプロボウルLBランス・ブリグズを絡めたトレード交渉を行っている様子だ。レッドスキンズが今年のドラフト1巡全体6位指名権を交換に、ベアーズからブリグズドラフト1巡全体31位指名を受け取るという案が提示されたと見られている。ブリグズ代理人ドリュー・ローゼンハウスは、「2チームは交渉を行っており、これは私の手の及ばない所だ」とコメント。ベアーズのジェリー・アンジェロGMは、「レッドスキンズからの申し出について考える最中だ」と述べるにとどまっている。また、アンジェロは交渉の期限は設けていないと続けた。

 LBブライアン・アーラッカーと並ぶベアーズ守備陣の中心として昨季のスーパーボウル進出に貢献したブリグズは、今オフにFAの資格を取得できることになっていた。長期契約を望んでいたブリグズだったが、ベアーズは彼をフランチャイズ選手に指定。これにより彼は来季LBの年俸トップ5の平均値である720万ドル(約8億4,000万円)を得ることができるが1年契約であることから、この措置について不満を表明。「これ以上はベアーズでプレーする意思がない」と語っている。