チーフス、Sナイト、Tターリーを放出

 カンザスシティ・チーフスは、Sサミー・ナイトTカイル・ターリーの両ベテランを放出した。今週ハーマン・エドワーズヘッドコーチは、来季開幕前にチームには最大で20人の新顔がいるだろうと語っており、早速ベテランを解雇した格好となった。31歳のナイトは、昨季全試合に先発し83タックル、2.0サック、1インターセプトをあげていた。来季のセイフティ陣は、昨季の先発SSだったグレッグ・ウェズリーに、来季がともに2年目となるバーナード・ポラードジャレッド・ペイジの若手コンビの3人で2つの先発枠を争うと見られる。プロ10年のナイトは、プロ入りの1997年から2002年までニューオリンズ・セインツ、2003、04年はマイアミ・ドルフィンズ、ここ2年間はチーフスに在籍している。

 31歳のターリーは、プロ入りの1998年から2002年までセインツ、2003年から05年までセントルイス・ラムズでプレーしていた。しかし、2004、05年と2年連続で背中の負傷によりシーズン全休。昨季は復活を目指してチーフスに加入したが、背中の痛みに悩まされわずか7試合の出場に終わっていた。彼はこのまま引退する可能性も囁かれている。