Kブラウン、DEグラントらがフランチャイズ指定

　3月2日のFA交渉解禁を前に各チームが、FAの資格を得る有力選手の引き止めに奔走している。今日はシアトル・シーホークスがKジョシュ・ブラウン、ニューオリンズ・セインツがDEチャールズ・グラント、デトロイト・ライオンズがDTコーリー・レディングを、それぞれフランチャイズ選手に指定した。これによりチーム側は、それぞれ他チームと同じ金額を提示すれば、選手を引き止めることができる。また、もし他チームに移籍する場合は、移籍先から補償として2007,08年のドラフト1巡指名を獲得できる。彼がどのチームとも契約に合意しなかった場合、1年契約で各ポジションの年俸トップ5の平均額を受け取る。

　プロ4年のKブラウンは、今季4試合で試合終了直前に決勝FGを成功させたように抜群の勝負強さを誇るリーグ有数のクラッチキッカー。今季はFG31本中25本成功、成功率80.6％、50ヤード以上のFGは5本中3本成功と脚力も大きな武器だ。プロ5年のグラントは、今季16試合出場で64タックル、6.0サックを記録。10.5サックをあげたDEウィル・スミスと並ぶパスラッシュの中心として活躍していた。プロ4年のレディングは今季16試合出場で47タックルを記録。また過去3年間で計4.0サックが、今季だけで8.0サックをあげる成長を見せていた。