QBマニング、契約の見直しに合意

 インディアナポリス・コルツのQBペイトン・マニングが、契約の見直しに合意したことが分かった。これによりコルツは、約800万ドル(約9億5000万円)分のサラリーキャップスペースを作り出すことができる。今オフにマニングは、数億円規模のロースターボーナスを受け取る予定だったが、それを契約の残り4年間で配分するサインボーナスへと変更した。この措置によりコルツは、サラリーキャップの1億9000万ドル(約129億7000万円)以内に選手の総年俸を抑えることが可能となった。

 コルツのスポークスマンクレイグ・ケリーはこの件についてノーコメントと語っている。プロ9年のマニングは、スティーヴ・マクネア(当時テネシー・タイタンズ)とともにシーズンMVPを受賞した後の2004年3月に7年契約を結んだ。そしてこの年に、リーグ新記録となる49TDをあげ、2年連続のシーズンMVPに輝いた。今季は悲願のスーパーボウル初出場を果たすと、チームを勝利に導きスーパーボウルMVPに選ばれている。