スーパーボウル:スタッツ比較

 インディアナポリス・コルツといえばQBペイトン・マニング率いるハイパワーオフェンス、シカゴ・ベアーズといえばLBブライアン・アーラッカーを中心した鉄壁のディフェンスがチームカラーとして知られている。実際にレギュラーシーズン、コルツは獲得ヤードでリーグ3位、ベアーズは喪失ヤードでリーグ5位だった。

 コルツの獲得ヤード3位に対し、ベアーズは獲得ヤードで15位だが、1試合平均はリーグ2位の26.7得点で並んでいる。リーグ1位の44テイクアウェイ、2位タイの16ファンブルリカバーとベアーズ守備陣の傑出したターンオーバー奪取能力に拠るものだ。また、リーグ新記録のシーズン6リターンTDをあげた新人リターナーデヴィン・ヘスターの存在も大きい。ディフェンスを見ると、コルツのラン守備はレギュラーシーズンでリーグ最下位だったが、Sボブ・サンダースの復帰などもあり建て直しに成功した。一方のベアーズだが、DTトミー・ハリスSマイク・ブラウンの戦線離脱により、開幕当初に比べればタレントレベルは落ちている。スタッツから、両チームの間に大きな差はないことが見えてくる。

 

レギュラーシーズンスタッツ

 

オフェンス

コルツ

平均得点2位タイ:26.7点

獲得ヤード3位:379.4ヤード(ラン18位:110.1ヤード、パス2位:269.2ヤード)

ベアーズ

平均得点2位タイ:26.7点

獲得ヤード15位:324.9ヤード(ラン15位:119.9ヤード、パス14位:205.1ヤード)

 

ディフェンス

コルツ

平均失点23位:22.5点

喪失ヤード21位:332.2ヤード(ラン32位:173.0ヤード、パス2位:159.2ヤード)

ベアーズ

平均失点3位:15.9点

喪失ヤード5位:294.1ヤード(ラン6位:99.4ヤード、パス11位:194.8ヤード)