ジャイアンツ、パスラッシュで圧倒し宿敵に快勝

 第7週のマンデーナイト、ダラス・カウボーイズニューヨーク・ジャイアンツの試合が行われ、守備陣がDEマイケル・ストレイハンの2.0サックを筆頭に計6.0サックを浴びせ4インターセプトパスラッシュで圧倒したジャイアンツが36対22で同地区ライバルに快勝した。今季限りでの引退を考慮中と報じられているエースRBティキ・バーバーもラン27回114ヤードをあげ、勝利に大きく貢献した。これで4勝2敗としたジャイアンツは、NFC東地区の首位に浮上している。また、同地区対決はこれで3連勝と負けなしだ。

 カウボーイズは第2Q終了間際、敵陣4ヤード地点からインターセプトを喫した先発QBドリュー・ブレッドソーを下げ、後半から2番手QBトニー・ロモを投入する。抜擢されたロモは2TDをあげるが、一方で3インターセプトとミスも多く期待に応えられなかった。カウボーイズWRテレール・オーウェンズはレシーブ6回98ヤード、1TDと奮闘したが、試合の流れを変えることはできなかった。

 これで第7週の全日程が終了。第8週は現地時間10月29日、30日に計14試合が行われる。第8週の大一番は、開幕6連勝中のインディアナポリス・コルツと5勝1敗のデンバー・ブロンコスが激突する現時点でのAFC頂上決戦だ。QBペイトン・マニング率いるコルツのハイパワーオフェンスを、現在5試合連続で一桁失点に抑えているブロンコス守備陣が抑えることができるかが注目だ。コルツと同じく無敗のシカゴ・ベアーズは、2勝4敗のサンフランシスコ・49ersと対戦する。ベアーズの絶対的優位は間違いないが、第6週では低迷しているアリゾナ・カーディナルズに前半を終え20点リードを奪われていただけに油断はできない。バイウィークだった今週でしっかりと問題点を修正できたのか気になる。マンデーナイトでは5勝1敗のニューイングランド・ペイトリオッツを、4勝2敗のミネソタ・ヴァイキングスが本拠地で迎え撃つ。ヴァイキングスとしては今週のシアトル・シーホークス戦で自己ベストのラン169ヤードをあげたRBチェスター・テイラーの活躍に期待したい。