カーディナルズ、期待の新人QBが初先発に自信

 今年のドラフト全体10位でアリゾナ・カーディナルズ入りしたQBマット・ライナートが、今週からエースQBに昇格。自身のプロ初先発について意気込みを語った。23歳の左腕QBは、8日のカンザスシティ・チーフス戦を前にして「チーフスはおそらく新人QBが相手ということで叩きのめしてやろうと向かってくるだろう。試合を前にチーム戦術のすべてを無理やり詰め込もうとは思わない。今は自分のプレーに自信を持っている。フットボールは相手について勉強し、相手が何をしてくるのか学ぶものだ。しかし、余計なことは考えずにプレーに集中したい」とコメントしている。

 一方、当初の予定よりも早くライナートを先発デビューさせることになったデニス・グリーンヘッドコーチは、「これは私たちの意図していたものではないし、やりたかったことではない。しかし、チームは1勝3敗とスタートダッシュに失敗し、カート・ウォーナーは多くのターンオーバーを犯していた」とライナート起用の理由を語った。開幕から4試合でスターターを務めたウォーナーは、今季4試合で5インターセプトに10ファンブルを喫している。